早く並んだ順番からスタートできるという情報を得ていたので早めに会場へ。
2列目中央、まあまあな位置。
荷物を預けて開会式待ち。
これから始まる冒険を前に、ドキドキを隠しきれない。
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スタート待ち。
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スタート。20人ぐらいの集団で先導車(自転車)を前にして進む。
綺麗な一列のトレインが形成(先頭交代は無し)。
集団内の位置は後方。
町中を抜けて田畑ゾーンに入っても誰一人先導を越していこうとしない。
そして、ゆったりペース。
ええ?ずっとこんなペースなのか?
早めの特急に乗って帰りたかったのでやや焦る。
が、大人しく我慢。
誰かが抜け出るのを待ってみる。
大会案内には先導を抜かないことって明記されていたので、
最後までこのペース何だろうか、、、
次第にイライラが募ってくる。
自分のペースで走れないんて、全然楽しくない。
行くか!
前に出る。先導の人に確認。
「あのー先に進んじゃダメですか?」
「思う存分前に行って良いですよ。」
何だ、越していっていいのか!
一番前を走る先導スタッフが抜けないのか!
一緒に走ってた友人KSに声をかける。
周りにも聞こえるように。誰か追随してくれればいいなと考えて。
「越してって、いーって!」
これまでのイライラを解消するために、全力で逃げてみる。
シグナルストップで何回か追いつかれるんだけど。
逃げ続ける。
前走の集団を捉える。どんどん越していく。電車に間に合わせないと!
KSは置いてきた。非道。
土手沿いでもガンガン漕いで越していく。
するとバイクのスタッフに声を掛けられる。
「今、飛ばしちゃうとバテちゃうよ!」
「っはい!」
無視。バテたら休めばいいかなーって。
ときにはガタイの大きいペースの合いそうな人の後ろに隠れたり、
チームのトレインにタダ乗りしたり
(よく訓練された3、4人の集団でした。こんなとこに来て楽しいのか?)。
第一エイドまであと少しってところで、いつの間にか一人旅。
風辛い。
軽い坂を少し登って第一エイド。
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バナナとマス寿司おにぎりとドリンク500mlもらう。
これだけ?
急いで食べてトイレ行って、再スタート待ち。
やはり第一集団の先導スタッフは越せないみたいね。
であれば急いで前に行っても仕方ないね。
第一集団は見送ろう。
待っているとKSが来た。
なかなか早いじゃん。頑張れ。自分は行くよ。
再スタート。
山を登りましょ。
五箇山。
23tは辛いでー、前についていくのに精一杯。
後ろの先導スタッフに追い抜かれる。
なんで先導スタッフ?しかも一人?
後ろの参加者どうしたぁ!!
置き去りにして来たのか?この人最高っすわ。
僕もおいてかれます。
我慢の登りをすると、トンネル前。
人数が揃うまで待ってたのかな?
すぐに出発してくれたのでそのまま参加。
下って第二エイド。合掌造りの村。
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自転車を降りて、ぺたぺた。
開けた場所で、アンパンとドリンク500mlを貰う。
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自転車は投げ捨て。
この景色!頑張りました。
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汗かいたので自前のタブレットで塩分も補給しておく。
出発のころになると、KSがきた。
早いねー。
一緒にいこっか。
下ります。ヘアピンカーブ手前の工事信号でストップ。
KS「そこ行けるんじゃない?」
左側を見ると、下る階段があってコースに復帰できそうな感じ。
「バイク担いで、いけるね。」
「そこ行ったほうが早いんじゃない?」
一緒に信号待ちをしてた周りの人たちと大爆笑。
シクロクロスじゃないってwwww
下って、また登って(すでに記憶にない。)、第3エイド。
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そばをいただきます。自販機でコカコーラも飲んでおきます。
自転車のコーラは(ry
KSと同時に出発。
なんか坂バカになってきたとか言って、はしゃいでいる。
じゃあ、普通に進むわ。振り向くといないってね。
もう少し頑張ろうな。
やがて、
・狭い(両側1車線?)
・路面ぼっこぼこ
・急な斜度
・前から車
な昇り坂が出現。
大渋滞起こしてました。
路面がひどくてすっごいストレス。なんでこんな道を選んだんだ。
さらには、狭い+急坂+テクニカルなカーブな下り坂が出現。
超苦手コース。
ゆっくり、しっかり、確実にブレーキかけて下っていきました。
自分を追い越していく参加者の車体の倒し方が印象的です。
それで綺麗にクリアしていく。
いつかあんな風になりたいね。
ホイールが熱くなっているのを感じつつ、第4エイド着。
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ミドルコースのおこぼれの補給をしっかりいただく。豚汁と炊き込みご飯。
消化をよくするために、よく噛んで食べます。
ここからコスプレがいたっけな?
(スパイダーマンのコスプレの人が印象的。あれは笑った)
あとは平地です。楽勝楽勝。
信号でちょうど千切れる。あう、、、
トレイン、トレイン。
ぶつからないように、開かないように注意して走る。
まあ楽ですね。トレイン走行。
信号で切れますけど。
第5エイド手前、橋を超えるあたりで前集団を追いかけようとしたら、
周りのスピードがグンと上がった。追いつけないって。
いやこっち見られても、もうスピードでないっすね('∀`)
第5エイド着。
疲れて写真なし。
ドリンクとチョコのさびしい補給。
さびしい。
熱中症危ないかと判断して、今回は日陰でゆっくり休んで先に行く集団を見送る。
再スタート。
川沿いを走る。
前のほうで先導から千切れたのか参加者オンリートレイン。
もうちょっとスピードが出ないものかと一人飛び出してみる。
2人集団に追いつくも、後方のチーム集団に追いつかれる。
べ、別に、チームのトレインに追いつかれても悔しくないし。
チームで走って楽しいの?
一人で早く走れたほうがいいでしょ?
全然、悔しくないんだから!
県道1号にでる。ん?見たことある景色。
ここは昨日通った道だ。お、もう着いたようなものだ。
で、ゴールの競輪場。
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バンクを走り、
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ゴールゲート。
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時間は、15:30ぐらい。まあ頑張りましたよね。
アイスを食べて、KSを待つ。
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来ました。意外と早かった。
負けないようにしないと、、、
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記念撮影して、富山駅へ向かう。
特急に間に合いまして、新潟駅で夕飯を閉店間際に飛び込んで食べることができましたとさ。
めでたし、めでたし。
後日談。
翌日、KS君は新潟から新庄まで自走で帰ったそうです。
強い!
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