ちょっと遅れ目でチェックアウト。
ホテルを出ると街路樹にスズメがたかって、チュンチュンチュンチュン五月蝿い。
元気だな全く。
サタデイ号発着所なるところに、最南端到達証明書が販売されているという噂。
そこが16時までの営業だったので、急いで進むことにした。
10号とお別れし、国道220号を進みます。
夜明け
最初は安心の信号地獄。
天気は曇り、だけど晴れ間もなくはない。
269号に折れます。
本日の山場は都城までの峠。
ところで都城ってなんかカッコイイ地名だよね。
峠道を登って行きます。
気温18℃
疲労が蓄積しているのか、登坂車線が現れる場所ではギアが足りない感。
ツーリングで、スプロケットの最大が23Tじゃダメだよな、完全な失敗。
それでも斜度緩めの場所は快走できた、と思う。
なんとか今日の山場を超える。
朝に、今日の山場だと思っていたところを。
下山して、街へ。
新潟に本社があるコメリ。懐かしい。
途中ちょっと晴れました。
よい天気だ。
景色的には晴れているのがいいよね。
旅行先の天気は選べないので仕方ないんだけれど。
都城で、国道10号に合流。共有の区間だ。
10号とまたお別れして、鹿児島県入り。
案内板きったねえ。
これで、4県目ですね。
宿泊先まで43km、最果てまで86km。
案内に佐多岬が見えました。
快走路だけど、周り何もないね。
嫌いじゃないよ。
100キロ経過地点。
流石にグロス25キロは無理だったけれど、23km/hなら悪くないはず。
ということでコンビニで休憩することにした。
午後から晴れ予報が出てたから晴れ間があると思ったが雲一面で寒かったのだ。
それから長距離なのでペプチドとプロテインを早めにぶっこんでおきたかったので。
プロテインは水を買うのを忘れたので、コーラに溶かして飲んだ。
悪くない。
再スタート。
お、この景色はもしや、、、
海に出ました。
向こうの山は、、あれ火山じゃね?
(開聞岳っぽいです。)
海岸線沿いに降りてきて、ここからは平坦だ!と思ったら、アップダウン地獄。
おまけに強風向かい風。
辛い、涙でそう。
あわられる街。
やっぱりなんもない。
辛くて脇を見ると海沿いってレベルじゃない高さ。
これ山じゃねーか!!
ΩΩ な、なんだってー
あと24km
なかなか減らない佐多岬までの距離。
お、
ついたか!
サタデイ号乗り場へ到着。
ところが、、
「波があるんで欠航する。だから閉めてるわ。わり!」
は?喧嘩売ってるの?
そこで地元の夫婦と会話。
「自転車で九州一周するんすよ」
「大学生?」
行動がやや無謀な感があり、大学生に見られたらしい。
まだ20代だもんな、若い若い。
船の発着所では、証明書が購入できないようなので、先に進むことにした。
そこからまた上り、アホか!
辛い辛い。
それでようやく到着。
コーラ買って飲みながら徒歩で移動。
自転車持ち込みはノーです。
無理言えばなんとか行けるらしいが、ルールは守る。
この日は休日のせいか人が沢山いたので、すれ違いとか完全に迷惑だと思ってやめた。
杖が用意されています。
SPDシューズだときつい。
佐多岬までの徒歩道は、ぞろぞろと人が。
自動車、バイクで楽して、ここに来てどうするの?
そして、、
本土最南端到達!
(写真は人に撮ってもらいました。ありがとうございます。)
駐車場に戻る。鹿屋市まで引き返します。
アップダウンの来た道を引き返すということを思い出し、憂鬱で仕方ない。
どうやら佐多岬ホテルで証明書を発行しているらしいので、帰りに寄ることにした。
マップを見ると近道があるそうなので、近道から行くことにした。
どう見ても辛さしかない坂だ。近道だものね仕方ないね。
実際この坂は辛かった。
気を抜くと、ひっくり返りそうになる斜度だった。
23Tじゃ、完全にギアが足りないので、下ハンダンシング+ 強引に踏み込みで登板する。
登坂車線で練習していなければ、落車してたね。
間違いない。
頑張って足つかずにクリア。
そこからはずっと下り。楽勝!
反対側から登るのは辛そうだ。
佐多岬ホテルで、証明書をGet!
帰りは風がさらに強くなっていて死んだ。
おまけに小雨も降ってきた。もうやめてー。
終わらない上り坂。
絶句した。
帰り道では、野生の動物の逃げる足音「ドタドタ」って音が端から聞こえた。
なにこれ、こわい。
佐多岬は最果ての王道ということもあり、数人の自転車乗りを追い越したりした。
荷物積んだ自転車や、二人組みや、自転車ひっくり返して「どうすっか」って感じでたっていた人などなど。
行きも帰りもだが、鹿屋市の案内板に「かのやばら園」って何度も何度も出てきて、うんざりした。
「分かったから、もう出てくんな」と言ってみたり。
そうして269号を戻って行ってホテル着。
17時を少し過ぎてしまった。
コンビニでガッツリ食料品を買い込み、コインランドリーでジャージを洗濯。
そして、濡れたジャージを着て、夜間行動用衣服の洗濯を行った。
洗濯が終わるのを待っていると、ジャージはすでに乾き始めていた。
サイクルジャージ本当にすごい。
明日は休息日。のんびり走ろう。
ルート
関連記事
旅の日程
0日目 新潟から移動
1日目 福岡県北九州市 → 大分県大分市 135km(135km)
2日目 大分県大分市 → 宮崎県宮崎市 181km(316km)
3日目 宮崎県宮崎市 → 鹿児島県鹿屋市 226km(542km)
(日本本土最南端経由)
4日目 鹿児島県鹿屋市 → 鹿児島県薩摩川内市 157km(699km)
5日目 鹿児島県薩摩川内市→ 熊本県阿蘇郡 225km(924km)
6日目 熊本県阿蘇郡 → 佐賀県佐賀市 209km(1133km)
(高千穂峡経由)
7日目 佐賀県佐賀市 → 長崎県佐世保市 235km(1368km)
(日本本土最東端経由)
8日目 長崎県佐世保市 → 福岡県北九州市 220km(1588km)
9日目 新潟へ移動