2014年7月17日~21日の5日間で行ってきた夏旅の記録の3日目です。
旅の3日目は、岩手県盛岡市から岩手県宮古市まで。
目的地として、最東端。
オプションとして、龍泉洞を目指す。
1日目 新潟県新潟市 → 山形県新庄市 205km
2日目 山形県新庄市 → 岩手県盛岡市 170km
3日目 岩手県盛岡市 → 岩手県宮古市 197km (この記事です)
(龍泉洞経由)
4日目 岩手県宮古市 → 岩手県盛岡市 91km
5日目 岩手県盛岡市 → 秋田県秋田市 132km
朝2時15分起床。
ロードバイク乗りの朝は早い。
おにぎり2つをよく噛んで飲み込む。それとプロテイン。
この日はホテルに泊まれなさそうなので、予め飲んでおくことにした。
NHKのヒストリアを見つつ準備。内容は軍師官兵衛。
福岡、博多はまだ行ったことないな。
そんなこと思いつつ準備を進める。
今日は山岳なので膝サポーター付けておくことにした。
膝が痛いと、泣き言を言うKSにはテーピング渡しておいた。
これで改善されるといいけど、無理かな。
チェックアウトの時間。4時前。
最後にバナナを食べる。これで補給おk?
で、廊下でKSが出てくるの待ってみる。
、、、こない。
、、、、、、こない。
いや時間かかりすぎだ!
ノックしたら出てきたが、まだとのこと。
先に自転車を組み立てていると告げ、先にチェックアウト。
組み立て完了後、シャーミークリームを塗るのを忘れていたことに気づき、トイレへ。
KS「まだ薄暗いじゃねーか。」
彼は気付いてないのだろう。
街灯のない夜の山中が比較にならないほど暗いということを。
出発時間も8分程遅れてスタート。
国道455号を目指して走行。
案内標識に従って進んでいたが、事前に見ていたルートと違うような、、、
ルートを確認する。
小道を使って北上し、国道455号に合流したほうが近い。
すぐ北上することに。
KSがなんか標識がどうたら言っていたけど、どれのことか分からないからわからんと言っておいた。
今は北上して合流だ。
国道455号に合流。すぐに立派なトンネルへ。
上りのトンネル。
まだまだ走り出して1時間も経ってないのでのんびり行きましょう。
トンネル出て信号待ちとKS待ち。
今日もダメか。どうした自称坂好き。
登り区間はKSを待つために、ゆっくり目に進む。
リアはロー、ケイデンスは低めだけれどこれ以上下げるのは無理。
このペースでも辛い。
下りはそれなりに。
そして「山」へ。周りに建物がありません。
次第に余裕がなくなってくる。
もう待っていての速度でなく、頑張っての低速度。
8%だぜ。
まあ弥彦山に比べたら、大したことない。
後ろは当然いない、と。
「頑張らない、頑張らない」
そう心でつぶやいておく。まだまだ先は長い。
こんなところで越後長岡CCの失敗はできない。
頑張っているけれど、踏まないようにする。引き足メイン。
うん、ペダルはスムーズには回っていない。すーっ、スーッって感じ。
走行時間1時間をすぎる頃にはお腹が減ってきた。
ヒルクライムはパゥワー!を使うからね。ゼリー突っ込む。
なんとか公園入り口前。
ここで待とうと思ったが入り口閉められていました。
朝早いもんね。その先のダムが見える橋の上で待つことにした。
スマホ確認すると、
「休みながら行く、先行け」
との連絡が。
待ってたのに勝手に休んでたなんてひどい。
返信したいのだが圏外。困った。
あとスマホのバッテリーの消耗が早いような。
ひょっとして圏外地点が多いから?オフにして進む。
では、お言葉に甘えて先に行きましょう。
そこからは緩やかなアップダウン。
快調にとばします。
蕎麦屋の前の自販機。
コーラ補給と連絡。ここは蛾がいっぱい。
100mぐらい先に、4足歩行の黒い色の動物が2頭。
親子のクマ?鹿?
こっわ!恐る恐る進んでいくが、襲われることは無かった。
フォックスー!!
狐の死骸を横目に進む。
早坂トンネルを抜けると、
そこは雨でした。
トンネルの中から外の様子がおかしいなと思ってたんだ。
急いで下る。
しばらく下っていくと道の駅分校。
トイレとコーラ。
そしてレインウェア上下、シューズカバーを装備。
休んでいたら寒気がしてくる。
高強度で走って体温を維持しよう。
ということで再スタート。
雨の中を進む。もうずっと下りだ。
顔に打ち付けられる雨粒が痛い。
相対速度時速50kmでぶつかっているんだから当然だ。
岩泉と龍泉洞までの距離が小さくなっていくが、雨は強くなってくる。
そして到着。龍泉洞。
駐車場は上の新洞脇に、あるそうだ。
ひどい雨だ。土砂降り。
まずは龍泉新洞へ。
入るとひんやりする。寒い!
撮影は禁止でした。
周り終わって、龍泉洞へ。
雨がもう土砂降り。
チケットを購入し、本命に。
こちらは撮影禁止じゃないようだ。
寒いわけだ。10℃
急ぎ目で進む。
よくもまあこんな洞窟を探検しようと思ったものだ。好奇心てのはすごいね。
地底湖の幻想感はブルーライトの力が大きい感じ。
カメラを落とさないように、しっかり握って撮影。
さあ進もう。急な階段を登って降りて。辛い。
なんでこんなきつい階段作ったんや。
早歩きで抜けましょう。
出て売店で龍泉洞サイダーを購入。
急いで飲み干す。
上の駐車場に戻り軽量化。
さあ宮古市に行こう。
googleマップで調べると県道1号を提示されたけれど、山がち。
海岸線なら平坦だろうと国道を行くことにした。
ここでルートミス。本来なら戻るところを北へ進んでしまう。
工事の知らせで気づきました。
急いで戻ります。下ります。
海が見えた!カメラで取りたかったけど雨で断念。
さあここから下って平坦だ!と思ったところで思い出す。
そうだ、岩手の海岸はリアス式海岸。
海岸線、平坦じゃないないや、、、
はい、アップダウンの連続。
上ってー下りてー、はいまた上ってー下りない。上って上ってー、、、
心が折れそうになった。辛い。
こんな時こそ上半身がブレないように体幹意識で登ろう。
ポツポツと見える津波案内。
こんなとこまで来たの?(標高は分かんない)などと思いつつ。
浄土ヶ浜の案内も見えた。今日はパスで。
正直寄り道する気力はない。天候も雨だし。
宮古駅の案内が見えてきた。
宮古駅着。
目的は最東端到達証明書を買うため。
観光案内所で2枚購入。
KSはというと龍泉洞をパスして宮古駅に向かっているという。
電車の到着時刻を見るとあと少しな感じ。
駅前で暖かいそばを食べる。食べ終わると電車が到着した。
が、KSの姿は見当たらない。
輪行するんじゃなかったのか。
なんと自走で向かっているという。
そうならと国道45号に戻りコンビニで待つ。
つくねにチョコにコーラにペプチドに。食い過ぎ!
さて待てども待てども、やって来る気配なし。
やっと来た。
本州最東端に向かいましょう。
前を引く感じでいたけれど、ついて来れない感じ。
国道外れる。
海岸線を通って山岳。
山だよ。
グーグル調べで獲得標高700m。
これは無理かな。坂になって本格的に遅れだしたので切る。
姉崎の駐車場から徒歩往復2時間を考えると16:30ぐらいには到着したい感じ。
淡々と登るしかない。
狭い山道が広くなりやがて下りへ。安全に早く下ります。
看板。
ここから勢い良く下る。帰りはこれを登るのかと思うと、、、
憂鬱だ!
駐車場着。
電波なんとか入る!
「1620で進みます。」と連絡。
ゼリーを補給する。
暗くなること、滑って遭難することを想定して、ライト、ドリンク、補給食を持つ。
出発。
熊出没。
怖い。
登り口でタクシーの運転手とお話。
暗くなるから急いだほうがいいそうだ。
自転車駄目だって。MTBなら行けんのか?
いきなり急な坂だ。こんな道が4km。
短い距離で一気に高台に。
震災の記録。こんな高さまで来たのか、、、
登って降りて、またか。
辛い辛い。
葉っぱが堆積した柔らかい地面で小走り。
途中クリートカバーが外れてないことを確認しながら進む。
まだまだ距離がある、、、
そして、、
ここが本州最東端の碑!
ここを最東端とする!
この最果て感。ぜひ行ってみて欲しい。
灯台はパスです。
もうちょっと海側行けたけど、SPDシューズで行くのは危険すぎる。
電波は、、めっちゃ入る!KSも駐車場にはついた模様。
さあ戻ろう。補給してから帰る。
行きも辛いが、帰りも辛い。
上りもしっかり用意されている。
だが目的を達したので足取りは軽かったか。
半分も過ぎた辺りで、ほんのわずかに暗くなり始めた。急がないと!
あと1kmというところでミニベロ旅行者とスレ違う。
なんで自転車持ってきたの?
駐車場着。KSと合流した。
出発前に歩きで消費したカロリーの補給。
装用時間を超えたコンタクトレンズを外しメガネへ。
立ち去る頃には雨が降り出してきた。
徒歩時に振ってこなくて良かった。
交差点まで戻る。
来た時は快調に下ってきたが、、、行きは良い良い帰りは辛い。
KSが来る間ルートを確認しておく。
帰り道も、、、山。
グーグル先生はスパルタだから楽な道は隠しているのだろうと、別ルートでの国道復帰ルートを検索。
ところが、そちらのほうが獲得標高が高い。
この絶望感。あー、来た道を戻らないと。
日もどっぷりと落ちた。
辺りでヒグラシが鳴いている。夏だね。
街灯のない夜の真っ暗な山道を二人で登る。
こんな時は通る車のライトがありがたい、、、こんなところを車通るの?
下りが危険すぎるので暴力ライト(パチモン)の出番。
遠くまで明るくできるから安心感が全然違う。
下りきっていつかの海岸線。
やった、帰還できたぞ。先に進むと工事のための迂回路区間がみえた。
こんなところ通ったっけ?迂回路の路面はダート。
ルートを確認する。大きく外れてはいないようでとりあえずの安心。
行きと違うルートで降りてきたんだ。
ここでKS待ち。合流してダート区間と伝える。
この先もいくつかのダートがあり、パンクに怯えながら進む。
来た時の交差点を発見。今度こそ戻ってきたー。
さあ宮古駅に帰ろう。宿ないけど、、、
宮古着。食事どころを求めて走る。
餃子の王将を発見。もうここでいいやと入る。
空調が効いているのか若干寒い。
五目ラーメンとチャーハンと餃子と水餃子を食べた。
お腹いっぱいだ。眠れるかなと思ったけれど全然寝れなかった。
店を出て心身をリフレッシュさせるためサウナへ。
行くとサウナ利用は24時までとの貼り紙。
あと90分しか無いよ、、、とりあえず入ることにする。
サウナあっついので少しだけ。あとは湯船でストレッチしておく。
で、ここにはなんと仮眠室があったようで、その日は空きがあるとのこと。
寝床確保!
歯を磨いて寝る。
早く眠りたかったのでウェアの洗濯はなし。
汚いけど、仕方ないよ。
ルート
1. 無題