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Kazuhiro-Engine.

"カズヒロエンジン"って読みます。そのまま。 ITとか自転車とか雑記とか書きたいとか言ってたけど、もはや自転車メイン

2014夏旅 ~行こう本州最東端~ 4日目

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2014夏旅 ~行こう本州最東端~ 4日目

2014年7月17日~21日の5日間で行ってきた夏旅の記録の4日目です。
旅の4日目は、岩手県宮古市から岩手県盛岡市まで。
目的は、帰宅と盛岡3大麺の制覇。


1日目 新潟県新潟市 → 山形県新庄市 205km
2日目 山形県新庄市 → 岩手県盛岡市 170km
3日目 岩手県盛岡市 → 岩手県宮古市 197km
   (龍泉洞経由)
4日目 岩手県宮古市 → 岩手県盛岡市  91km (この記事です)
5日目 岩手県盛岡市 → 秋田県秋田市 132km




6時。バイブ設定にした携帯で目覚める。
眠い。

ksを起こしてみる。なんだ辛そうだが起きてるじゃないか。
ふとksの足元を見ると充電しているような機器が!
あ、電源あったの、、、慌てて自分のスマホの充電をしておく。
電源大事。

ゆっくりと出発の準備をする。
髭そったり、歯を磨いたり、ペプチド飲んだり。

出発の時間。
自転車はワイヤーでロックして外に置いただけなので、楽チン。

これでウェアが綺麗なら完璧。
 汚れたウェアの匂いを嗅いでみると、、、ワハハ。

すぐ近くのコンビニで補給食と朝食の調達。
高カロリーの友「パスタ」とパンケーキ。
唐揚げをksからもらった。
1000kmカロリーは摂ったかな?
たぶん補給無しで行けるだろうと、そんな気がした。
距離ないしね。

さあ改めて再出発。
今日は盛岡までほぼ上りのルートだけれど距離が短い。
ksの前を走りましょう。

やがて山っぽい感じの道に。




山合の緩い坂を延々と登る。
道の左側には川が流れている。
覗き込むとめちゃめちゃ綺麗な水だ!
写真撮りたいなーと思ったが今日も雨。諦める。

何度か同じようなシーンが繰り返された。
左手に川、前方を見ると大きく左カーブしている緩い上り。

デジャブを感じずにはいられない。

間隔が開き過ぎたら脚を止めたりもしたけれど、ksは比較的ついてきていた。
自分も疲労があるけれど、ついて来れないかなーってペースで引いていたつもり。
後半伸びるタイプか?

ハンドル右側に取り付けていたミラーが外れかかっているのを発見。
とりあえず外してフロントバッグに放り込んでおいた。
あとで取り付けよう。

後ろを確認するのが辛くなっていく。
近くにいるならまだいいが、距離が離れるとどうしてもふらつく。
ミラーのありがたさを思い出す。
止まって取り付けちゃう?
いや、
「汝、上り坂で足をつくことなかれ。」
だ。
坂の途中で足をつくのは負けた気がするから絶対嫌だ!このまま行くぞ!

トンネルで千切ってソロに。
しばらく行くと道の駅。
うーん、ks休むかなーと考えて待つことにした。
結局、坂途中で止まっているっていう。
待っている間にミラー取り付けたり、ガム噛んだり。

来た!憔悴してる?
ks曰く、トイレに行くから先に行っていいよ、とのこと。

せっかく待ったのに、なんて冷たい、、
が、お言葉に甘えて先に行くことにした。
トイレは次の道の駅で行こう。
飛ばしてみる。
すぐに力尽きる。
程々のペースで上ることにした。
まあ時々頑張ってみて、力尽きたり、のんびり登ったり。



やがて両脇の山の高さが低くなっていることに気づく。
あと少しだ!案内に道の駅の表示。
さあ休もう。

道の駅


補給にコーラ飲んでトイレに行って軽量化。
突っ立っていると寒かったので先に進むことにした。
ルート確認すると、もう下りのようでした。

出発!下る。
すぐに盛岡市入り。


綺麗な路面だし、景色も綺麗。
空を見上げると晴れ間も見える。
セミの鳴き声も聴こえてくる。
脳内BGMは、「夏の決心」。
自転車、楽しいいい。




ふと、この旅もあと2日なんだなという思いが。
寂しい。でも、今楽しい!超楽しい!


道の左側はまたも川。


反対側の川も水が綺麗。
岩手県最高だ!

盛岡市街へ。
岩手城跡公園が登場。
ksが行きたがるだろうなと思いつつスルー。
城跡は興味無いんだ。ごめんね。

いつの間にか主要道路を外れてしまい、ルート確認。
そしてついに再盛岡駅。

この日のゼリーの補給はゼロでした。

今日はもう落車することがないだろうと思って濡れたアームカバーなどを外す。

ksから連絡。
城跡にいるから来いって。
合流して、ぐるっと回る。
天守閣跡に向かう。


城好きの人がいました。

痛みに耐え、よく頑張りました。

建物がないから天辺で
「この城下町は余のものじゃ」
ごっこができないけれど、城垣の高い部分で妥協しておいた。

坂バカと煙は高いところに登りたがる。

烏帽子岩。

うん、これは烏帽子。

ホテルに向かって輪行袋に詰める。

チェックインしようとすると、
「先日も泊まられましたよね?」
と。
はい、先日も来ました。帰ってきました。
宿帳?の記入はしなくて良いことに。
割り当てられた部屋も先日と同じとこ。

もはやこのホテルは慣れたもの。
エレベータの位置もコインランドリーの位置も洗剤の金額も分かる。
ノーストレス。

風呂入って食事へ。
盛岡3大麺の一つ「わんこそば」を食べに東屋駅前店に。


予約なしにいけるお店です。
わんこそばが運ばれてくる。いよいよだ。
「どんどん」
「じゃんじゃん」
「がんばってー」
給仕さんの掛け声とともにテンポよくそばを胃に詰めていく。
ソロだったらここまで小気味よいテンポじゃなかったんだろうな。

「おかわり持ってきまーす」
ほう、休憩時間のようなものがあるんだ。
そうなら、口に詰め込んでおいて待ち時間によく噛むことにしよう。
翌日も自転車で走るので、消化良くするために必死です。

さて、どうやって100杯食べられるか考えよう。
刺身に、ゴマに、なんやかんやと薬味はいっぱいある。
薬味はあるが、騙されず薬味は少なめ、汁は飲まないが物理的に最適。
実践する。お椀を斜めにしてそばを食べてみる。

「60杯」
成人男性の平均だ。
100行けるかな?
たまに薬味を入れたり、わさびそのまま食べたり。

麺の量は均一でなく、ちょろっとしかないときもあればドサッと塊が来ることも。
塊の連チャンが来た時は辛かったね。
チョッピっとが続いた時は楽勝だ!って思ったり。

そしてついに、わんこ100杯峠を超える。
「やってやった!」
でも吐きそうで涙目。
いつやめようか、、、薬味いっぱいあるしなー。
ここから薬味と一緒に蕎麦を味わうことにした。
ゆっくりのんびりもぐもぐと。
108杯食べたところで辞めます宣言してフタ。
その後ksは残飯処理。1ロットがなくなるまで食べる。負けたー。
明日走るし、これは仕方ない。


最後にデザート出てきた。
デザートは別腹です。

ホテルに帰って、土産を買いに岩手駅。
龍泉洞地サイダーが売られていることに衝撃を受けつつ、
(現地で無理して飲むことなかった、、、いや、現地で飲むのが至高なんだ)
お買い物。

盛岡3大麺の一つ「冷麺」も食べたかったんだけれど、無理。
お腹やばい。
ここは、お土産「冷麺」で我慢、我慢。

帰りにコンビニへ寄って朝食調達。
あとは消化に努める(気持ちだけ)。

本州最東端の到達証明書と、100杯食べました記念。


この旅も残り一日。

ルート
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プロフィール

Author:わた
新潟市に暮らすロードバイク(Cannondale)乗りの一人です。
年数回の、軽装での自転車旅行を楽しみにトレーニングしています。
早く走れたら、色んな場所に行ける!

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