○闇、雨、風、あとアップダウン
2時30分起床。自転車乗りの朝は早い。うん、早すぎだ。テレビは深夜番組で視聴者が寝るまで何かするという番組をしていた。こちらは今起きたところだが。
4時前。警備員さんはどこかな?いないですね。ちょっと待ってみる。ロビーにはJRの運行状況のお知らせが貼ってあった。午前中だけ運行し、そのあとは働かないとのこと。途中リタイアもしづらい状況になった。待っている間に警備員さんが出てきてくれて、チェックアウトし外へ。
ホテルの外に出る。これは、、、ヤバイ。夜の暗さ+土砂降り+強風=地獄。暗いのはライトをつければいいのだが、土砂降りの雨に遮られて全く明るくない。でも行くしかない。まずは高台から降りて、北へ、、、初っ端から道を間違えていた。内緒です。
折り返して国道を進む。風は強いけれど、突風で無ければなんとかなりそうな感じ。これが追い風だったらな。
昨日同様、暗闇の道を進む。今日は強風と大雨のオマケ付きだけれども。
中華ライトとヘルメットにつけたGentos閃の明かりでアップダウン地獄を進む。今回初めてヘルメットにライトをくくりつけたけれど、これはいい。おすすめ。
○和歌山縦断
空がなんとなく明るくなってきたのか海が荒れているのがわかる。
あと少しで夜明けだ!この海の向こうには四国があるんだよななどと考えながらペダルを回す。
2時間経過した地点ではグロス25kph。信号ストップが無かったんだけれど、この天候では仕方ないと判断。
迂回路どこだ!
4時間経過。グロス24.5km。すこし落ちたけれど時速20kmのツーリング予定と比較して1時間弱は削り出せた。このペースを維持していけばいい。
みかんで有名な「ありだ」。
天気は晴れている。
目の前には虹。
街
和歌山市で再度雨。せっかく晴れていたのに、、、
コンビニで休憩だ。
どっしゃー
○交通地獄「大阪」
峠を越えて大阪入り。大阪名物の信号を避けるために、国道から外れた道路を使ったのだが、、回避できず。
「こんな小道の交差点に信号いらんやろ」ってところに信号。
何十回止まったかわからん。もう、うんざり。信号が全然ない串本町を見習っていただきたい。大阪の自転車マナーが悪い理由がよくわかる。一度赤信号で止まり青になって進むと、目の前に見えていた次の信号が赤になるんだから。それが延々といつまでたっても繰り返されたら、信号無視するようになるのも理解できる。自分はどうするか。木本まつりのように、危険行為をするわけにはいかないので、信号付近でスプリント。脚を削られていく。
大阪駅まであと十数Kmのところでパンク。あと少しなのに、、、この天気でパンク修理はきつい。
中心に近づいていくほどに路駐が増えていく。これも大阪名物。大阪のドライバーは慣れっこなのか、一番左の車線な来ることは少なかった。
○ラストラン!
雨でびしゃびしゃになりながら、大阪駅についた。
当初は暗峠にチャレンジするつもりだったのだが、やめた。雨で濡れた路面だと滑って登れないと思っていたから。ちょうどよいことに走る気力も残っていない。ということで、在来線に乗って新大阪まで行こうと思っていたのだが、事前のアナウンス通り運休。在来線は運休。あばばばば。でも新幹線は動く。
気力振り絞ってのラストラン!激しい豪雨で、口を開けて走っていると、口の中に水がたまる。激しい風で速度が全然上がらない。なんだこの速度は。
耐えて耐えて、淀川を越えて、耐えて耐えて、ついに新大阪駅着。
新幹線の時間には、、、間に合う。急いで自転車を輪行袋につめ乗車券等を購入し、乗車。後ろ席も確保できた。
持ってきたタオルで髪を乾かしたり、車内販売でお土産買ったり。
東京からも新幹線。
貝づくし弁当。おいしい。
そして、あっという間に新潟着。
新幹線はさすがに速い。
本当にあっという間。
ということで、紀伊半島ぐるっと旅おしまい。
ルート